ダンボール戦機ウォーズ 第37話 感想
第37話「俺たちの未来へ」
崩壊を始めたセカンドワールド。
世界連合軍は撤退を開始し、ハルキとヒカル、ムラクは、玲奈の救出へと向かった。
一方のアラタは、LBXを通してセレディと対峙する。
お前の企みも終わりだ。
そう告げるアラタ。
だがセレディは、ここが無くなったとしても次の戦場を求めるだけだという。
戦争の無い世界を作ることは夢だが、戦争は決して無くならない。
人間が作る国家という存在が戦争を求めているからだ。
国家は常に外敵の攻撃から身を守るために武力を必要とし、軍需産業が栄えて経済の発展を促す。
その結果として生活が豊かになる・・・だから戦争は無くならない。
だが人類が選ばれし者の導きにより国家を解体して一つになれば、それも実現することが出来る。
選ばれし者・・・それこそがオーバーロードを持つ者だ。
オーバーロードを持つ者・アラタ。
選ばれし者だからこそ彼を引き入れようとするセレディだったが、アラタは頑としてそれを受け入れない。
選ばれし者なんかになりたくない、オーバーロードなんていらない!
アラタはオーバーロードの力を拒否し、そのうえで世界を守ろうとしていた。
アラタvsセレディ。
オーバーロードを自ら封じたアラタだが、それは戦力差を大きく広げることになってしまう。
実際、もはやディ・エゼルディに触れることすら難しくなってしまった。
だがそこへハルキとヒカル、ムラクが駆け付ける。
6機のビットを彼らに任せ、アラタはディ・エゼルディへ真っ向勝負を挑んだ。
セレディを倒すためにはオーバーロードが必要だ!
そう言ってジンの制止を聞かなかったアラタが。
最後の最後でオーバーロードを封じるというか捨てるというか。
思ってもいなかった展開でびっくりした。
でもオーバーロードが選ばれし者の力で、それを使えば世界を変えられると考えるセレディを否定することにもなるわけだ。
それにおかげでアラタとセレディとの違いがはっきりしたんじゃないかな。
じーさんやキョウジを切り捨て、人工的とはいえオーバーロードの力を使うセレディ。
仲間を大切にし、オーバーロードを捨てたアラタ。
熱かったな。
武器を失ったディ・エゼルディに対し、怒涛の攻撃を続けるアラタ。
だがそれでも戦力差は埋まらず、アラタもまた武器を失い、背後から左腕を掴まれてしまった。
ところが、アラタは自ら左腕を引き千切り、その隙を突いて攻撃。
思わぬ反撃にリフレクトビットで応じるセレディだったが、ドットブラスライザーのクローはそれすらも破壊した。
しかしセレディもこれで終わらない。
落ちていたブラストソードを手にし、最後の特攻を仕掛ける。
が、その攻撃を紙一重でかわし、ドットブラスライザーがディ・エゼルディを貫いた。
破壊されたディ・エゼルディ。
その体からアンダーバランスが飛び出し、それも砕け散った。
すると、セレディの体に変化が・・・。
アラタたちが玲奈のもとに辿り着いた時、少年だったセレディは老人の姿へと化していた。
これこそが本当のセレディだったのだ。
見たかった・・・世界が一つになった姿を、穏やかに佇む海を。
セレディの理想はアラタも共感出来る部分があったが、それでもやり方が間違っていたのだと一蹴した。
自ら腕を引き千切るなんて。
傷付くことを恐れない・・・これぞ最終決戦ですよね!
そしてリフレクトビットを貫くところも格好良い。
熱いなぁ。
その後、学園を奪い返したジョセフィーヌによって警察が到着。
兵隊、それにセレディは連行されることとなった。
また、エゼルダームの生徒たちは補導されていく。
当然カイトも例外ではない。
彼を心配して声を掛けるブンタたち第5小隊だったが、カイトは目を合わせることもなく去って行くのだった。
ハルキはジョセフィーヌに対し、学園の存続を願い出る。
世界一のLBXプレイヤーを目指してもう一度学び直したい・・・!
その気持ちは残された生徒たちも同様のもの。
彼らの純粋な思いを汲み、ジョセフィーヌは困難を極めるだろうセカンドワールドの修復を決断するのだった。
一方で、ジェノックからも島を出ていく者たちがいた。
リクヤたち第3小隊だ。
やりたいことがある・・・だからこその決断。
いつしか芽生えていた学園への名残惜しさを感じつつ、島を後にするリクヤ。
だがそんな彼に訃報が届く。
父・義一は帰らぬ人となってしまっていた。
あぁリクヤパパの運命は変えられなかったか・・・。
話の流れのうえで、パパさんの死は絶対に必要なわけじゃないような気がしてたもんだから。
しかし学園にいるのが嫌だったというリクヤの、その心境の変化もなかなか泣けますよね。
島内もひとまず落ち着き、学園の立て直しが始められようとしていた頃。
アラタはクラスの皆の前で自らの決意を口にした。
この島を出る。
戦争を無くすにはどうすれば良いのか・・・世界や戦争、それに生きるとは何なのか?
セレディとの一件で深く考えるようになったアラタは、その答えを求めて世界中を回ろうというのだ。
もちろんLBXは続けるつもりでいた。
今でもプロのLBXプレイヤーになるという夢は変わらない。
それにLBXがあれば、誰とだってすぐ仲間になれるのだから。
アラタが島を出る日がやってきた。
その他にも、事件が事件だっただけに、同様の者が多数。
自らの意思であったり、家族の意見を尊重したり・・・。
だがヒカルたち島に残る者にもまた、彼らなりの決意が生まれていた。
神威大門を本物のLBX名門校に。
そして自由に、純粋にLBXバトルを楽しめるよう、この学園を変えることを。
皆に別れを告げ船に乗り込んだアラタに、ジンが声を掛けた。
アラタの事情を知り、アドバイスしようというのだ。
これからのことを決めていないのなら、LBXで世界を守るために戦った先輩たちに会ってみると良い。
彼らは今も自分たちに出来ることを考え頑張っている、学ぶことはきっとあるはずだからと。
そんなジンの言葉を素直に受け入れたアラタ。
先輩といろいろな話を・・・それにLBXバトルをしてみたい!
こうして新たな目的を見出し、アラタは島を去って行くのだった。
ヒカルは成長したというか、変わったよな。
最初は人を寄せ付けない、ツンツンした子だったけどさ。
最終的には、島を出ていくというアラタに対して、応援する言葉を真っ先に掛けたんだぜ。
あと美都博士を救い出した玲奈先生にも優しい言葉を掛けていたし。
あああああ本当素直になったよなぁこの子は。
ずっと見守り続けてきて良かった。
カイトからメールが来ていた。
「僕が間違っていた、すまなかった」
間違っていたって、果たしてどの部分に対してなのかって話なんだけれど。
カイトは、セレディの言った“貧富の差を無くす”という部分に共感してワールドセイバー側についた。
でもそれを実現するために同じ小隊や仮想国の皆を犠牲にしようとした。
どう考えてもそこなんだよな間違いって。
だって貧富の差を無くすことと命を奪うことをイコールとして考えられなかったんだもの。
理想は良くても、その実現方法が間違っていたってのはセレディと同じだー。
島を出てから何日経ったかは分からないけど、その間カイトは自分の行いを省みて。
そして何が間違っていたのかに気付いたんだな。
今はメールという形で精一杯だったんだろうけど、謝ることが出来て本当に良かった。
プライドが高くて、高慢ちきで、鼻持ちならない態度の、あのっ、カイトが!
アラタも成長したよなぁ。
プロのLBXプレイヤーになると意気込み、神威大門へとやってきたアラタ。
でもセカンドワールドに隠されていた秘密やセレディの理想を知り、自分に出来ることはないかと考え、島を出ていく道を選んだ。
今でも夢は変わらないけど、それに向かって一直線ではなく、あえて寄り道する。
なかなか出来ないことなんじゃないかな~って思えて。
いや夢を持つことも、夢に向かって邁進することも大変素晴らしいことです。
そしてジンのいう先輩とは、バンたちのことですよね!
そうだ、早くゲーム進めないと・・・。
島を出る子、結構多いんだな。
ゲンドウさんにタイガ、ノゾミちゃんにハナコちゃん、そして俺のキャサリン。
キャサリンはアレだろ、これを機にアスカに会いに行く気だろ。
これに第3小隊の面々を含めれば、ロストしたメンバーは大体出て行くイメージ。
でもブンタのように例外もいるから、今回の件に関しては皆、今までとは違ってロスト扱いされなかったんだろうきっと。
2ndED、僕たちのウォーズ。
これこそ最終回に相応しい曲だと思い続けていたけど、まさかまさかのアラタのキャラソンEDで締めるとは!
しかも無印・Wの主要LBXまで出てきて。
そして最後には強化ダンボールの中へと戻っていく。
あぁ本当にシリーズそのものが終わるんだなって実感しちゃった。
でも何か・・・何やら来年には新たな動きがあるとか無いとかって話が。
まだいろいろ展開も控えているようだし、再会出来る日を心待ちにしているのだわ。
どんな形でも、末永く続いていってくれたら嬉しい。
崩壊を始めたセカンドワールド。
世界連合軍は撤退を開始し、ハルキとヒカル、ムラクは、玲奈の救出へと向かった。
一方のアラタは、LBXを通してセレディと対峙する。
お前の企みも終わりだ。
そう告げるアラタ。
だがセレディは、ここが無くなったとしても次の戦場を求めるだけだという。
戦争の無い世界を作ることは夢だが、戦争は決して無くならない。
人間が作る国家という存在が戦争を求めているからだ。
国家は常に外敵の攻撃から身を守るために武力を必要とし、軍需産業が栄えて経済の発展を促す。
その結果として生活が豊かになる・・・だから戦争は無くならない。
だが人類が選ばれし者の導きにより国家を解体して一つになれば、それも実現することが出来る。
選ばれし者・・・それこそがオーバーロードを持つ者だ。
オーバーロードを持つ者・アラタ。
選ばれし者だからこそ彼を引き入れようとするセレディだったが、アラタは頑としてそれを受け入れない。
選ばれし者なんかになりたくない、オーバーロードなんていらない!
アラタはオーバーロードの力を拒否し、そのうえで世界を守ろうとしていた。
アラタvsセレディ。
オーバーロードを自ら封じたアラタだが、それは戦力差を大きく広げることになってしまう。
実際、もはやディ・エゼルディに触れることすら難しくなってしまった。
だがそこへハルキとヒカル、ムラクが駆け付ける。
6機のビットを彼らに任せ、アラタはディ・エゼルディへ真っ向勝負を挑んだ。
セレディを倒すためにはオーバーロードが必要だ!
そう言ってジンの制止を聞かなかったアラタが。
最後の最後でオーバーロードを封じるというか捨てるというか。
思ってもいなかった展開でびっくりした。
でもオーバーロードが選ばれし者の力で、それを使えば世界を変えられると考えるセレディを否定することにもなるわけだ。
それにおかげでアラタとセレディとの違いがはっきりしたんじゃないかな。
じーさんやキョウジを切り捨て、人工的とはいえオーバーロードの力を使うセレディ。
仲間を大切にし、オーバーロードを捨てたアラタ。
熱かったな。
武器を失ったディ・エゼルディに対し、怒涛の攻撃を続けるアラタ。
だがそれでも戦力差は埋まらず、アラタもまた武器を失い、背後から左腕を掴まれてしまった。
ところが、アラタは自ら左腕を引き千切り、その隙を突いて攻撃。
思わぬ反撃にリフレクトビットで応じるセレディだったが、ドットブラスライザーのクローはそれすらも破壊した。
しかしセレディもこれで終わらない。
落ちていたブラストソードを手にし、最後の特攻を仕掛ける。
が、その攻撃を紙一重でかわし、ドットブラスライザーがディ・エゼルディを貫いた。
破壊されたディ・エゼルディ。
その体からアンダーバランスが飛び出し、それも砕け散った。
すると、セレディの体に変化が・・・。
アラタたちが玲奈のもとに辿り着いた時、少年だったセレディは老人の姿へと化していた。
これこそが本当のセレディだったのだ。
見たかった・・・世界が一つになった姿を、穏やかに佇む海を。
セレディの理想はアラタも共感出来る部分があったが、それでもやり方が間違っていたのだと一蹴した。
自ら腕を引き千切るなんて。
傷付くことを恐れない・・・これぞ最終決戦ですよね!
そしてリフレクトビットを貫くところも格好良い。
熱いなぁ。
その後、学園を奪い返したジョセフィーヌによって警察が到着。
兵隊、それにセレディは連行されることとなった。
また、エゼルダームの生徒たちは補導されていく。
当然カイトも例外ではない。
彼を心配して声を掛けるブンタたち第5小隊だったが、カイトは目を合わせることもなく去って行くのだった。
ハルキはジョセフィーヌに対し、学園の存続を願い出る。
世界一のLBXプレイヤーを目指してもう一度学び直したい・・・!
その気持ちは残された生徒たちも同様のもの。
彼らの純粋な思いを汲み、ジョセフィーヌは困難を極めるだろうセカンドワールドの修復を決断するのだった。
一方で、ジェノックからも島を出ていく者たちがいた。
リクヤたち第3小隊だ。
やりたいことがある・・・だからこその決断。
いつしか芽生えていた学園への名残惜しさを感じつつ、島を後にするリクヤ。
だがそんな彼に訃報が届く。
父・義一は帰らぬ人となってしまっていた。
あぁリクヤパパの運命は変えられなかったか・・・。
話の流れのうえで、パパさんの死は絶対に必要なわけじゃないような気がしてたもんだから。
しかし学園にいるのが嫌だったというリクヤの、その心境の変化もなかなか泣けますよね。
島内もひとまず落ち着き、学園の立て直しが始められようとしていた頃。
アラタはクラスの皆の前で自らの決意を口にした。
この島を出る。
戦争を無くすにはどうすれば良いのか・・・世界や戦争、それに生きるとは何なのか?
セレディとの一件で深く考えるようになったアラタは、その答えを求めて世界中を回ろうというのだ。
もちろんLBXは続けるつもりでいた。
今でもプロのLBXプレイヤーになるという夢は変わらない。
それにLBXがあれば、誰とだってすぐ仲間になれるのだから。
アラタが島を出る日がやってきた。
その他にも、事件が事件だっただけに、同様の者が多数。
自らの意思であったり、家族の意見を尊重したり・・・。
だがヒカルたち島に残る者にもまた、彼らなりの決意が生まれていた。
神威大門を本物のLBX名門校に。
そして自由に、純粋にLBXバトルを楽しめるよう、この学園を変えることを。
皆に別れを告げ船に乗り込んだアラタに、ジンが声を掛けた。
アラタの事情を知り、アドバイスしようというのだ。
これからのことを決めていないのなら、LBXで世界を守るために戦った先輩たちに会ってみると良い。
彼らは今も自分たちに出来ることを考え頑張っている、学ぶことはきっとあるはずだからと。
そんなジンの言葉を素直に受け入れたアラタ。
先輩といろいろな話を・・・それにLBXバトルをしてみたい!
こうして新たな目的を見出し、アラタは島を去って行くのだった。
ヒカルは成長したというか、変わったよな。
最初は人を寄せ付けない、ツンツンした子だったけどさ。
最終的には、島を出ていくというアラタに対して、応援する言葉を真っ先に掛けたんだぜ。
あと美都博士を救い出した玲奈先生にも優しい言葉を掛けていたし。
あああああ本当素直になったよなぁこの子は。
ずっと見守り続けてきて良かった。
カイトからメールが来ていた。
「僕が間違っていた、すまなかった」
間違っていたって、果たしてどの部分に対してなのかって話なんだけれど。
カイトは、セレディの言った“貧富の差を無くす”という部分に共感してワールドセイバー側についた。
でもそれを実現するために同じ小隊や仮想国の皆を犠牲にしようとした。
どう考えてもそこなんだよな間違いって。
だって貧富の差を無くすことと命を奪うことをイコールとして考えられなかったんだもの。
理想は良くても、その実現方法が間違っていたってのはセレディと同じだー。
島を出てから何日経ったかは分からないけど、その間カイトは自分の行いを省みて。
そして何が間違っていたのかに気付いたんだな。
今はメールという形で精一杯だったんだろうけど、謝ることが出来て本当に良かった。
プライドが高くて、高慢ちきで、鼻持ちならない態度の、あのっ、カイトが!
アラタも成長したよなぁ。
プロのLBXプレイヤーになると意気込み、神威大門へとやってきたアラタ。
でもセカンドワールドに隠されていた秘密やセレディの理想を知り、自分に出来ることはないかと考え、島を出ていく道を選んだ。
今でも夢は変わらないけど、それに向かって一直線ではなく、あえて寄り道する。
なかなか出来ないことなんじゃないかな~って思えて。
いや夢を持つことも、夢に向かって邁進することも大変素晴らしいことです。
そしてジンのいう先輩とは、バンたちのことですよね!
そうだ、早くゲーム進めないと・・・。
島を出る子、結構多いんだな。
ゲンドウさんにタイガ、ノゾミちゃんにハナコちゃん、そして俺のキャサリン。
キャサリンはアレだろ、これを機にアスカに会いに行く気だろ。
これに第3小隊の面々を含めれば、ロストしたメンバーは大体出て行くイメージ。
でもブンタのように例外もいるから、今回の件に関しては皆、今までとは違ってロスト扱いされなかったんだろうきっと。
2ndED、僕たちのウォーズ。
これこそ最終回に相応しい曲だと思い続けていたけど、まさかまさかのアラタのキャラソンEDで締めるとは!
しかも無印・Wの主要LBXまで出てきて。
そして最後には強化ダンボールの中へと戻っていく。
あぁ本当にシリーズそのものが終わるんだなって実感しちゃった。
でも何か・・・何やら来年には新たな動きがあるとか無いとかって話が。
まだいろいろ展開も控えているようだし、再会出来る日を心待ちにしているのだわ。
どんな形でも、末永く続いていってくれたら嬉しい。
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