フェアリーテイル 第263話 感想
(ネタバレ注意報発令)
第263話「魔女の罪-クリムソルシエール-」
大魔闘演武開催が迫り、フィオーレ中のギルドも慌ただしさを見せていた。
万年二位の蛇姫の鱗-ラミアスケイル-は、今年こそはと優勝を狙う。
マスター・オーバの指示で、リオンとジュラの初出場が決まった。
その話を聞き付け、青い天馬-ブルーペガサス-のボブと一夜は、“奴”の解放を決定。
また、剣咬の虎-セイバートゥース-では、憧れのナツたちが出るという噂にスティングが心躍らせる。
だが、ローグは相変わらず興味無さ気。
そして、大鴉の尻尾-レイヴンテイル-もまた、この機会を逃すまいと動き出す。
妖精を黒く塗り潰す裁きのときが来た・・・。
大魔闘演武の優勝候補ギルドも、いつも以上に気合いが入っている様子。
ラミアスケイル。
リオンやジュラさんは今回が初参加になるのね。
それというのも、マスターのオーバが単なる祭だという認識をしていたからのようだ。
・・・ってか、マスターの名前なんだけども。
オーバ・ババサーマって・・・。
完全にギャグじゃねーかw
ブルーペガサス。
解放される“奴”とは、間違いなく新キャラであり、ギルドにとっては切り札とも言える存在なんじゃないだろうか。
う~ん・・・、いろんな意味で濃ゆいキャラだとしか思えないw
ボブや一夜を超えるキャラの登場に期待したい・・・ようなしたくないような。
そしてレイヴンテイル。
イワンの他、幹部クラスと思われる人物が四人。
闇ギルドなら大魔闘演武に参加出来ないと思うので、開催中に邪魔するつもりなんだろうか。
フェアリーテイルとの直接対決も近い!?
意気揚々と海合宿にやってきたナツたちは、星霊界での楽しい宴から一転、大魔闘演武まで五日という事実にもはや生気を失っていた。
そんな中でもエルザは、残された時間を使って地獄の特訓を行うと燃える。
が、そこへ一羽の伝書鳩が飛来。
付けられたメモには、
「西の丘にある壊れた吊り橋まで来い」
と、フェアリーテイルを誘う文書が記されていた。
相手の正体すら分からないながらも、誘い通りに吊り橋を訪れるナツたち。
誰もいないと思ったそのとき、壊れていた吊り橋があっという間に直り、向こう岸まで繋がった。
罠かもしれないと警戒しつつ先へ進む一向。
そしてその先で待ち受けていたのは、三人の人物だった。
フードを目深に被った彼らは、いかにも怪しげな雰囲気。
だが、その素顔に誰もが驚愕する。
フェアリーテイルと因縁の深いジェラールとウルティア、メルディだったからだ。
で・・・で・・・で・・・
出たーっ!!!
ジェラール!
ウルティア!
・・・誰!?
(メルディです)
投獄されていたはずのジェラールは、数年前に脱獄していた。
とはいえ、それは彼自身の意思ではなく、ウルティアとメルディの計略によるもの。
全ては、ウルティアの想いが発端だった。
ウルティアの人生で犯してきた罪の数は、とてもじゃないが一生では償いきれない。
ならばせめて、人生を狂わせてしまった人々を救いたい・・・。
その一人が、ジェラールだった。
死刑か無期懲役を受け入れていたジェラールだったが、牢にいた六年前に記憶が戻り、脱獄後にウルティアの考えに賛同。
彼を変化させたのは、ウルティアが作った独立ギルド・魔女の罪-クリムソルシエール-の行動理念にあった。
ゼレフや闇ギルド・・・、この世の暗黒を全て払うため、そして、二度と自分たちのような闇に取り付かれた魔導士を生まないようにするため。
“闇”を知った彼らなりの罪滅ぼしだったのだ。
脱獄犯と元グリモアハートとで結成したギルドは、正規ギルドとして認められることはない。
そして、闇ギルドを相手にするのに、“ギルド間抗争禁止条約”は邪魔となる。
恐らく過去に例は無いだろう独立ギルドという形は、ウルティアたちにとっては理想的なんだろう。
彼らとはいろいろあったけれど、これからは敵ではなく、どちらかというと味方的な立ち位置になってくれるんだろうな。
かつての面影はどこへやら。
面影が残っているといえば、短めの眉毛くらいか。
しかしながら、メルディは笑顔の素敵な美人さんへと成長を遂げていた。
だが悪くない、悪くないぞ・・・!
ウルティアたちが今回フェアリーテイルに接触したのには理由があった。
大魔闘演武の開催中に感じられる妙な魔力の正体を突き止めてほしいという依頼。
その魔力は邪悪で、ゼレフに似た“何か”なのだという。
そしてその正体が分かれば、ゼレフの居場所を突き止める手掛かりになるかもしれない。
雲を掴むような話だが、エルザは二つ返事で請け合った。
依頼に対する報酬は前払い。
だが、現金ではなく、ウルティアの進化した時のアークによる、ナツたちの能力の底上げ。
魔導士にはその人の魔力の限界値を決める器のようなものがあり、例えその器が空になっても、しばらくすればその中は元通りになる。
大気中にある魔力の素・エーテルナノを、体が自動的に摂取するからだ。
しかしその器には、普段は使われていない部分がある。
誰にでもある潜在能力・第二魔法源-セカンドオリジン-。
ウルティアの言う能力の底上げとは、時のアークで器を成長させ、セカンドオリジンを使える状態にすること。
つまり今まで以上に活動時間が増え、強大な魔力が使えるようになるのだ。
願ってもいない申し出に浮かれるナツたち。
だがその中にあって、ジェラールを見つめるエルザの表情は晴れないでいた。
大魔闘演武開催中に感じられる妙な魔力か~。
参加ギルドの誰かによるものなのか、主催者側に何かあるのか。
そのどちらでもないにせよ、やはり単なる祭にはならなさそうだ。
セカンドオリジン・・・、潜在能力の覚醒と言ったところだろうか。
活動時間が増えるとなれば、ルーシィは魔力切れを克服出来るかもしれない。
ナツも、上手くすればモード雷炎竜をより自分のものに出来る可能性も。
ジェラールを見つめるエルザは何を思うのか・・・。
何か・・・過ごした時間の違いが、二人の距離を広げてしまったような気がするんだ。
全ての記憶を取り戻したジェラール。
操られていたとはいえ、仲間を傷付け殺してしまったという罪は、彼の心に大きく圧し掛かっているだろう。
でも、それを受け入れることと、罪を償うための目的を見出せたのは、六年もの歳月があってこそだと思う。
一方のエルザにとっては、楽園の塔での一件から体感的には半年そこらなんだろう。
心の整理はし切れてないんじゃないかな。
ジェラールとの再会と、彼が記憶を取り戻したことに関しては驚いていたエルザ。
それからは冷静過ぎて何か・・・。
ジェラールと二人きりになって話したいことがありそうな感じだ。
話したいというか、言いたい、問いたいって感じだろうか。
次回のサブタイからの予想。
第264話「すれ違った時間の分だけ」
すれ違った時間とは、エルザとジェラールのことだろうか。
今話ラストで、エルザが何を思っていたのかがはっきりしそうだ。
って、次号は12月27日発売か~。
年末年始とはいえ、2週間待たされるのは辛い。
今号のマガジンには、真島センセ描き下ろしのポスターがついていた!
修行に励む、天狼組の面々。
ウェンディやエルザの生足と、ルーシィの絶対領域が眩しいぜ・・・!
(↑この変態~)
第263話「魔女の罪-クリムソルシエール-」
大魔闘演武開催が迫り、フィオーレ中のギルドも慌ただしさを見せていた。
万年二位の蛇姫の鱗-ラミアスケイル-は、今年こそはと優勝を狙う。
マスター・オーバの指示で、リオンとジュラの初出場が決まった。
その話を聞き付け、青い天馬-ブルーペガサス-のボブと一夜は、“奴”の解放を決定。
また、剣咬の虎-セイバートゥース-では、憧れのナツたちが出るという噂にスティングが心躍らせる。
だが、ローグは相変わらず興味無さ気。
そして、大鴉の尻尾-レイヴンテイル-もまた、この機会を逃すまいと動き出す。
妖精を黒く塗り潰す裁きのときが来た・・・。
大魔闘演武の優勝候補ギルドも、いつも以上に気合いが入っている様子。
ラミアスケイル。
リオンやジュラさんは今回が初参加になるのね。
それというのも、マスターのオーバが単なる祭だという認識をしていたからのようだ。
・・・ってか、マスターの名前なんだけども。
オーバ・ババサーマって・・・。
完全にギャグじゃねーかw
ブルーペガサス。
解放される“奴”とは、間違いなく新キャラであり、ギルドにとっては切り札とも言える存在なんじゃないだろうか。
う~ん・・・、いろんな意味で濃ゆいキャラだとしか思えないw
ボブや一夜を超えるキャラの登場に期待したい・・・ようなしたくないような。
そしてレイヴンテイル。
イワンの他、幹部クラスと思われる人物が四人。
闇ギルドなら大魔闘演武に参加出来ないと思うので、開催中に邪魔するつもりなんだろうか。
フェアリーテイルとの直接対決も近い!?
意気揚々と海合宿にやってきたナツたちは、星霊界での楽しい宴から一転、大魔闘演武まで五日という事実にもはや生気を失っていた。
そんな中でもエルザは、残された時間を使って地獄の特訓を行うと燃える。
が、そこへ一羽の伝書鳩が飛来。
付けられたメモには、
「西の丘にある壊れた吊り橋まで来い」
と、フェアリーテイルを誘う文書が記されていた。
相手の正体すら分からないながらも、誘い通りに吊り橋を訪れるナツたち。
誰もいないと思ったそのとき、壊れていた吊り橋があっという間に直り、向こう岸まで繋がった。
罠かもしれないと警戒しつつ先へ進む一向。
そしてその先で待ち受けていたのは、三人の人物だった。
フードを目深に被った彼らは、いかにも怪しげな雰囲気。
だが、その素顔に誰もが驚愕する。
フェアリーテイルと因縁の深いジェラールとウルティア、メルディだったからだ。
で・・・で・・・で・・・
出たーっ!!!
ジェラール!
ウルティア!
・・・誰!?
(メルディです)
投獄されていたはずのジェラールは、数年前に脱獄していた。
とはいえ、それは彼自身の意思ではなく、ウルティアとメルディの計略によるもの。
全ては、ウルティアの想いが発端だった。
ウルティアの人生で犯してきた罪の数は、とてもじゃないが一生では償いきれない。
ならばせめて、人生を狂わせてしまった人々を救いたい・・・。
その一人が、ジェラールだった。
死刑か無期懲役を受け入れていたジェラールだったが、牢にいた六年前に記憶が戻り、脱獄後にウルティアの考えに賛同。
彼を変化させたのは、ウルティアが作った独立ギルド・魔女の罪-クリムソルシエール-の行動理念にあった。
ゼレフや闇ギルド・・・、この世の暗黒を全て払うため、そして、二度と自分たちのような闇に取り付かれた魔導士を生まないようにするため。
“闇”を知った彼らなりの罪滅ぼしだったのだ。
脱獄犯と元グリモアハートとで結成したギルドは、正規ギルドとして認められることはない。
そして、闇ギルドを相手にするのに、“ギルド間抗争禁止条約”は邪魔となる。
恐らく過去に例は無いだろう独立ギルドという形は、ウルティアたちにとっては理想的なんだろう。
彼らとはいろいろあったけれど、これからは敵ではなく、どちらかというと味方的な立ち位置になってくれるんだろうな。
かつての面影はどこへやら。
面影が残っているといえば、短めの眉毛くらいか。
しかしながら、メルディは笑顔の素敵な美人さんへと成長を遂げていた。
だが悪くない、悪くないぞ・・・!
ウルティアたちが今回フェアリーテイルに接触したのには理由があった。
大魔闘演武の開催中に感じられる妙な魔力の正体を突き止めてほしいという依頼。
その魔力は邪悪で、ゼレフに似た“何か”なのだという。
そしてその正体が分かれば、ゼレフの居場所を突き止める手掛かりになるかもしれない。
雲を掴むような話だが、エルザは二つ返事で請け合った。
依頼に対する報酬は前払い。
だが、現金ではなく、ウルティアの進化した時のアークによる、ナツたちの能力の底上げ。
魔導士にはその人の魔力の限界値を決める器のようなものがあり、例えその器が空になっても、しばらくすればその中は元通りになる。
大気中にある魔力の素・エーテルナノを、体が自動的に摂取するからだ。
しかしその器には、普段は使われていない部分がある。
誰にでもある潜在能力・第二魔法源-セカンドオリジン-。
ウルティアの言う能力の底上げとは、時のアークで器を成長させ、セカンドオリジンを使える状態にすること。
つまり今まで以上に活動時間が増え、強大な魔力が使えるようになるのだ。
願ってもいない申し出に浮かれるナツたち。
だがその中にあって、ジェラールを見つめるエルザの表情は晴れないでいた。
大魔闘演武開催中に感じられる妙な魔力か~。
参加ギルドの誰かによるものなのか、主催者側に何かあるのか。
そのどちらでもないにせよ、やはり単なる祭にはならなさそうだ。
セカンドオリジン・・・、潜在能力の覚醒と言ったところだろうか。
活動時間が増えるとなれば、ルーシィは魔力切れを克服出来るかもしれない。
ナツも、上手くすればモード雷炎竜をより自分のものに出来る可能性も。
ジェラールを見つめるエルザは何を思うのか・・・。
何か・・・過ごした時間の違いが、二人の距離を広げてしまったような気がするんだ。
全ての記憶を取り戻したジェラール。
操られていたとはいえ、仲間を傷付け殺してしまったという罪は、彼の心に大きく圧し掛かっているだろう。
でも、それを受け入れることと、罪を償うための目的を見出せたのは、六年もの歳月があってこそだと思う。
一方のエルザにとっては、楽園の塔での一件から体感的には半年そこらなんだろう。
心の整理はし切れてないんじゃないかな。
ジェラールとの再会と、彼が記憶を取り戻したことに関しては驚いていたエルザ。
それからは冷静過ぎて何か・・・。
ジェラールと二人きりになって話したいことがありそうな感じだ。
話したいというか、言いたい、問いたいって感じだろうか。
次回のサブタイからの予想。
第264話「すれ違った時間の分だけ」
すれ違った時間とは、エルザとジェラールのことだろうか。
今話ラストで、エルザが何を思っていたのかがはっきりしそうだ。
って、次号は12月27日発売か~。
年末年始とはいえ、2週間待たされるのは辛い。
今号のマガジンには、真島センセ描き下ろしのポスターがついていた!
修行に励む、天狼組の面々。
ウェンディやエルザの生足と、ルーシィの絶対領域が眩しいぜ・・・!
(↑この変態~)
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ジャンル : アニメ・コミック