フェアリーテイル100YQ 第129話 感想
第129話「ゲンナイとコウテツ」
ゴールドオウルの本部に捕らえられたグレイとウェンディ、シャルル。
後ろ手に縛られる彼らは何故か魔法を使うことが出来ないでいた。
「その縄、錬成素材に“魔封石”を使ってるんだ。魔法を使えなくする石だよ」
手首を縛る縄は対魔導士を考慮した用意周到な準備。
魔法を封じられては魔導士は無力に等しい。
ところが。
次の瞬間、縄は鋭利な刃物で切られたように真っ二つとなった。
「わざわざ縄を作り変えなくても“石”のままの方が切られずに済んだのに」
取り囲む男たちの中に突如として出現する男。
ローグだ。
影を利用し、大胆にも敵のど真ん中に姿を現した。
「何でここに・・・!とにかく助かったぜ」
魔法が使えればこっちのもの。
グレイはローグとともに狼狽える男たちを蹴散らしていく。
「私たちはどこに連れて来られて・・・?」
「錬金術ギルド、ゴールドオウルの本部ですよ、ハイ」
レクターとフロッシュも追いつき、ウェンディはようやく自身の置かれた状況を理解した。
「錬金術がなんだってんだ。こいつらてんで弱ェじゃねぇか」
数で圧倒する未知なる相手・錬金術士も、グレイにとっては敵ではない。
だがここはゴールドオウルの本部。
騒ぎを聞きつけて増援がやってくる。
「オロオロ・・・これは随分やられてるねぇ」
「連れてきた“材料”に暴れられるとはみっともない」
「ゲンナイさん!コウテツさん!」
顔に隈取の化粧をした歌舞伎役者のような男・ゲンナイ。
大剣を背負い、マスクの下から鋭い眼差しを向ける男・コウテツ。
サイの安堵した表情から、彼らが強者であることがうかがえた。
一方で、グレイは“材料”という言葉に引っ掛かりを覚える。
どうやら魔導士の魔力は貴重な錬金材料になるらしいが・・・。
「オレはさぁ、ドグラマグ迷宮での事を報告したワケ。そしたらさ!マスターが興味を持ってさぁ・・・」
「サイ・・・」
「フェアリーテイルの魔導士が欲しいって!」
「サイ!」
必要以上に喋るサイに対して声を荒げるゲンナイ。
するとサイは突然、煙へと姿を変えた。
「煙の魔法か・・・」
「錬金術だよ、煙のね」
さすがはゴールドオウルの本部。
簡単には脱出出来ないわね。
立ち塞がる強者たち。
ゲンナイは歌舞伎役者のような風貌の男。
「オロオロ」が口癖のようだが、別に困ってるわけでも慌てているわけでもないみたい。
コウテツは肌の露出がほとんど無い、大剣を背負いし男。
着ているのはライダースーツなのかな??
ゲンナイは人を煙に変える錬金術を使う。
こんなもんで攻撃されたら文字通り手も足も出ないが。
どうやって戦うんだ!?
「ルーシィさんとハッピーはここにいるハズだ」
草木生い茂る森を駆け抜け、ナツたちは洞窟へと辿り着く。
中には後ろ手に縛られたルーシィ・ハッピーと、彼女らを捕えたらしき老婆がいた。
「オイばーさん!アンタがさらったのか!?」
「か弱い年よりを痛めつけるつもりかえ~、やめとくれよ~」
胸倉を掴むスティングだったが、さすがに痛めつけることには気が引けてしまう。
ところがそんなスティングをどかし、ナツは・・・
「仲間に手ェ出す奴に年寄りもガキも関係ねェんだよ!」
怒りの鉄拳制裁を炸裂させた。
「でも・・・何の目的があってルーシィ様たちを・・・」
「ゴールドオウルがフェアリーテイルの魔導士を欲しがってるって言ってたよ」
「正確にはフェアリーテイルの魔導士の魔力を・・・ですけど」
「誰だ!?」
ルーシィたちを拉致監禁した目的・・・その答えを知る者がナツたちの前に現れた。
女性のようだが、人のようには見えない。
「私はアテナ。捕虜を引き取りに来たのだけど・・・あらあら」
白魔導士にして最強兵器であるアテナ。
捜していた存在と思いがけない形で邂逅が果たされるのだった。
ぶぁっ。
「な・・・何だ!?急に涙が・・・」
感情の整理をする間もなく、ナツたちは一斉に涙を流し始める。
「どうなってんだ!?」
「それに何だか悲しく・・・」
「涙は錬成されました。私の力によって」
ナツたちの前にまさかのアテナ登場。
あらあら・・・って、あらあらうふふ系お姉さんなのかしら。
可愛いじゃないか。
で、白魔導士ということは魔導士であり、涙を錬成したということは錬金術士でもあるということか!
クワトロケルベロスのウォークライが使う涙魔法みたいね。
あれは泣けば泣くほど自身が強くなる魔法だったけれど。
アテナの術は相手を泣かせ、しかも悲しい気持ちにさせるという。
感情を支配してしまえるのか!?
ゴールドオウルの本部に捕らえられたグレイとウェンディ、シャルル。
後ろ手に縛られる彼らは何故か魔法を使うことが出来ないでいた。
「その縄、錬成素材に“魔封石”を使ってるんだ。魔法を使えなくする石だよ」
手首を縛る縄は対魔導士を考慮した用意周到な準備。
魔法を封じられては魔導士は無力に等しい。
ところが。
次の瞬間、縄は鋭利な刃物で切られたように真っ二つとなった。
「わざわざ縄を作り変えなくても“石”のままの方が切られずに済んだのに」
取り囲む男たちの中に突如として出現する男。
ローグだ。
影を利用し、大胆にも敵のど真ん中に姿を現した。
「何でここに・・・!とにかく助かったぜ」
魔法が使えればこっちのもの。
グレイはローグとともに狼狽える男たちを蹴散らしていく。
「私たちはどこに連れて来られて・・・?」
「錬金術ギルド、ゴールドオウルの本部ですよ、ハイ」
レクターとフロッシュも追いつき、ウェンディはようやく自身の置かれた状況を理解した。
「錬金術がなんだってんだ。こいつらてんで弱ェじゃねぇか」
数で圧倒する未知なる相手・錬金術士も、グレイにとっては敵ではない。
だがここはゴールドオウルの本部。
騒ぎを聞きつけて増援がやってくる。
「オロオロ・・・これは随分やられてるねぇ」
「連れてきた“材料”に暴れられるとはみっともない」
「ゲンナイさん!コウテツさん!」
顔に隈取の化粧をした歌舞伎役者のような男・ゲンナイ。
大剣を背負い、マスクの下から鋭い眼差しを向ける男・コウテツ。
サイの安堵した表情から、彼らが強者であることがうかがえた。
一方で、グレイは“材料”という言葉に引っ掛かりを覚える。
どうやら魔導士の魔力は貴重な錬金材料になるらしいが・・・。
「オレはさぁ、ドグラマグ迷宮での事を報告したワケ。そしたらさ!マスターが興味を持ってさぁ・・・」
「サイ・・・」
「フェアリーテイルの魔導士が欲しいって!」
「サイ!」
必要以上に喋るサイに対して声を荒げるゲンナイ。
するとサイは突然、煙へと姿を変えた。
「煙の魔法か・・・」
「錬金術だよ、煙のね」
さすがはゴールドオウルの本部。
簡単には脱出出来ないわね。
立ち塞がる強者たち。
ゲンナイは歌舞伎役者のような風貌の男。
「オロオロ」が口癖のようだが、別に困ってるわけでも慌てているわけでもないみたい。
コウテツは肌の露出がほとんど無い、大剣を背負いし男。
着ているのはライダースーツなのかな??
ゲンナイは人を煙に変える錬金術を使う。
こんなもんで攻撃されたら文字通り手も足も出ないが。
どうやって戦うんだ!?
「ルーシィさんとハッピーはここにいるハズだ」
草木生い茂る森を駆け抜け、ナツたちは洞窟へと辿り着く。
中には後ろ手に縛られたルーシィ・ハッピーと、彼女らを捕えたらしき老婆がいた。
「オイばーさん!アンタがさらったのか!?」
「か弱い年よりを痛めつけるつもりかえ~、やめとくれよ~」
胸倉を掴むスティングだったが、さすがに痛めつけることには気が引けてしまう。
ところがそんなスティングをどかし、ナツは・・・
「仲間に手ェ出す奴に年寄りもガキも関係ねェんだよ!」
怒りの鉄拳制裁を炸裂させた。
「でも・・・何の目的があってルーシィ様たちを・・・」
「ゴールドオウルがフェアリーテイルの魔導士を欲しがってるって言ってたよ」
「正確にはフェアリーテイルの魔導士の魔力を・・・ですけど」
「誰だ!?」
ルーシィたちを拉致監禁した目的・・・その答えを知る者がナツたちの前に現れた。
女性のようだが、人のようには見えない。
「私はアテナ。捕虜を引き取りに来たのだけど・・・あらあら」
白魔導士にして最強兵器であるアテナ。
捜していた存在と思いがけない形で邂逅が果たされるのだった。
ぶぁっ。
「な・・・何だ!?急に涙が・・・」
感情の整理をする間もなく、ナツたちは一斉に涙を流し始める。
「どうなってんだ!?」
「それに何だか悲しく・・・」
「涙は錬成されました。私の力によって」
ナツたちの前にまさかのアテナ登場。
あらあら・・・って、あらあらうふふ系お姉さんなのかしら。
可愛いじゃないか。
で、白魔導士ということは魔導士であり、涙を錬成したということは錬金術士でもあるということか!
クワトロケルベロスのウォークライが使う涙魔法みたいね。
あれは泣けば泣くほど自身が強くなる魔法だったけれど。
アテナの術は相手を泣かせ、しかも悲しい気持ちにさせるという。
感情を支配してしまえるのか!?
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