FAIRY TAIL ZERO 第6話 感想
青い髑髏-ブルースカル-の本拠地があるというマグノリアへとやってきたメイビスたち。
しかし、街は酷く荒み、カルディア大聖堂の上には不気味な青い骨の竜が立っていた。
それに、人が住んでいる気配も無い・・・。
戸惑うメイビスたちに、一人の老父が声を掛けてきた。
老父曰く、マグノリアは“もう死んでる街”。
ブルースカルが来てからというもの、この街は大きく変わってしまったという。
街の惨状を語る老父。
だが突如として彼は背後から撃たれ、倒れ伏してしまった。
魔法弾が命中したことに喜びの声を上げる三人の男たち・・・。
建物の上にいた彼らは、メイビスにとって見覚えのある紋章を刻んでいた。
ブルースカルだ。
既に自分たちの縄張りとしているこの街に、無断で入ってきた者は許さない。
今度はメイビスたちがその標的とされてしまうのだった。
すぐさま戦闘態勢に入るユーリたち。
相手は魔導士だが、魔法を使う暇すら与えない。
数々の修羅場を潜り抜けてきたユーリたちにとって、ギルドの一魔導士など相手にすらならなかった。
だが、この騒ぎは瞬く間に伝わり、ブルースカルの増援が現れる。
大人数を相手にするのは厳しい・・・そこでメイビスが魔法を発動。
天狼兵!
ブルースカルの増援を遥かに凌ぐ大勢の兵士たち。
それはどこかの軍か、召喚魔法か・・・!?
驚愕するブルースカルの魔導士たちに対し、メイビスはマスターを呼んでくるよう告げるのだった。
青い髑髏の竜。
それはブルースカルがマグノリアを我が物とした証だったわけか。
青い髑髏は奇妙だし、ドラゴンは威圧感があるな。
人を寄せ付けないという意味でもぴったり。
ブルースカルのマスターは増援と共に駆け付けていた。
冷静に状況を把握しようとする彼に対し、メイビスは交渉を始める。
ブルースカルが7年前に天狼島から盗んだ秘宝・天狼玉を返してもらいに来た。
返さないというのなら、この兵を・・・。
交渉・・・というより天狼兵の存在を盾にした一方的な提案。
ところが、マスターはギルドの面々に対し攻撃を命令した。
天狼兵がただの幻だと気付いていたのだ。
マスターによって全ての天狼兵は一瞬で消滅し、形勢は完全に逆転。
ユーリたちは周囲を囲む敵を薙ぎ倒しつつ、決死の退却を試みる。
しかし、ユーリがマスターへと放った結晶爆弾は、彼に触れることなく跳ね返され、ユーリに着弾。
プレヒトは敵の魔法弾によって右目を負傷。
そんな二人を抱えながらも、ウォーロッドは包囲網を辛うじて突破する。
だが、マスターは追手を向かわせることはしなかった。
屈辱的な敗走をしたメイビスたちが、もう二度とマグノリアに近付かないという確信があったのだ。
自信は踏みにじられ、恐怖し、悔しさや悲しみで涙を流すメイビス。
そんな彼女たちはとある森へと逃げ込むことになる。
そこでは、メイビスに本当の始まりを告げる、ある人物との出会いが待っていた。
ハルジオンの酒場での騒動で、幻覚魔法に自信を見せていたメイビス様。
が、こうもあっさりと見抜かれるとは・・・。
さすがは闇ギルドのマスターと言ったところか。
しかもマスク?をしていて表情が見えず、不気味さを感じる人。
また、形勢不利と見て退却を試みる中、プレヒトが右目を負傷。
眼帯の理由がこれで明らかになったわけだ。
あとたぶん、今回の敗北をきっかけにユーリたちは魔法を覚えて魔導士になるって展開になるんだと思うんだけど。
本当の始まりを告げる人物ってのがそこに関わってくるのかな??
誰だ?
ぱっと思いついたのは以前メイビス様とすれ違ったゼレフくらいなものだったのだけれど。